七十四年三月 その歴史は始まった。

第38回

出場クラブ数402クラブ。岩岳スキー場はオープン当初から豊富な積雪に恵まれて順調なシーズンかと思われましたが、3月11日に発生した東日本大震災やその翌日未明の長野北部新潟中越地方地震等によりアルペン競技の部が中止という事態となりました。甚大な被害を受けた被災地は目を覆う惨状であり、被災された皆様には、心よりのお見舞いと1日も早い復興を願うものであります。

又、距離競技の部も日程がインカレの直前や冬季国体と重なる等の影響で中止となり非常に残念な大会になりました。

その中でも基礎スキーの部は盛大に開催され、男子は久しぶりに信州大学基礎スキー部が総合優勝し、北海道大学基礎スキー部の3連覇を阻んだ。また、女子は日本女子大学ベーシックスキークラブが総合6連覇を達成しその実力をまざまざと見せ付けた。

第37回

出場クラブ数447クラブ。今シーズンはオープン当初から順調な積雪に恵まれ、全ての競技が予定通り開催された。

基礎スキーの部男子は前回5年ぶりに総合優勝した北海道大学基礎スキー部が2連覇を達成し、女子は日本女子大学ベーシックスキークラブが総合5連覇を達成してその実力を見せ付けた。

アルペン競技の部男子は日本大学経済学部スキー部が総合初優勝し、女子は東海大学湘南校舎体育会スキー部が総合2連覇を達成した。又、新潟大学学友会スキー部の1年生鈴木咲選手が新人戦と回転で優勝し今後の飛躍が大いに期待される活躍ぶりだった。

距離競技の部男子は信州大学体育会スキー部が総合2連覇を達成し、女子は学習院大学輔仁会スキー部が久々に総合優勝を達成した。

第35回

出場クラブ数491クラブ。今シーズンは順調な積雪にも恵まれ、良好なコンディションの内に全競技が終了した。

基礎スキーの部女子は日本女子大学ベーシックスキークラブが総合3連覇を達成し、男子個人演技は仙台大学基礎スキー部の小田島敦選手が優勝して2連覇を達成した。

アルペン競技の部女子では聖心女子大学体育会スキー部が2連覇を達成した。個人でも同スキー部の平賀安奈選手が滑降・大回転・回転の3種目を制したが、スーパー大回転は惜しくも2位となり、初の4冠王は来シーズン以降に持ち越された。

距離競技の部は広島大学体育会競技スキー部の梅津健太郎選手がスプリント以外の全個人種目を制覇し、その健脚ぶりが際立っていた。

第36回

出場クラブ数471クラブ。今シーズンはオープン当初から雪不足に見舞われ、2月から3月にかけても未曾有の雪不足で大変なシーズンとなった。

基礎スキーの部も多くのコートを山頂に移し、アルペン本戦は滑降をスーパー大回転に代替し競技日程を変更しながら大会を進めたが、残念ながら男子大回転は悪天候により中止となった。

そんな中でも基礎スキーの部男子は北海道大学基礎スキー部が久々に総合優勝し3年ぶりに北海道へ優勝旗を持ち帰った。又、女子は日本女子大学ベーシックスキークラブが総合4連覇を達成し層の厚さを見せ付けた。

アルペン競技の部では男子の成蹊大学スキークラブルドルフの沢田陽由馬選手と女子の聖心女子大学体育会スキー部平賀安奈選手がそれぞれ2種目を制したが、初の4冠王は来シーズン以降に持ち越された。

距離競技の部は信州大学体育会スキー部の金澤郁馬選手が個人種目を全て制覇し、その健脚ぶりが目立っていた。

第34回

出場クラブ数526クラブ。未曾有の雪不足となり大変苦労したシーズンの大会となった。基礎スキーの部も通常の山麓コートが使えず、山頂コートでの競技となり距離競技の部も通常の5Kmコースが使えず、ショートカットして競技を行った。又、アルペン競技の部も通常の山麓コースが使えず、山頂に移動して滑降はスーパー大回転に種目変更して競技を行った。

そんな中でも、基礎スキーの部男子は信州大学基礎スキー部が総合優勝し7年ぶりに北海道勢より優勝旗を本州に持ち帰った。又、女子は日本女子大学ベーシックスキークラブが総合2連覇を達成した。アルペン競技の部女子では長野大学体育連合会競技スキー部の新谷起世選手が大回転とスーパー大回転の2種目を制したが、回転は5位となり3年続けて3冠王の夢を絶れた。次回の第35回大会よりアルペン競技の部は回転・大回転・スーパー大回転・滑降の4種目が予定され4冠王が誕生するかもしれない。