出場クラブ数392クラブ。シーズン当初から未曽有の雪不足で2月から3月にかけての大会時期もその影響が甚大で、コース整備等が大変な大会となった。3月のアルペン本戦は山麓エリアに雪入れをしスピード系競技はこめつが~サニーバレー~正面の特設コースで行い技術系競技は山頂5線サウスでの開催となってしまった。しかし何とか全ての競技は無事終了することができた。
基礎スキーの部男子は北海道大学エレガントスキー部が総合4連覇を達成し女子は早稲田大学ツェルマットスキークラブが総合初優勝に輝いた。団体演技は男女とも北海道大学エレガントスキー部が優勝しクラブの実力を示した。又、女子は3連覇の達成となった。個人演技男子は初出場の北海道医療大学基礎スキー部の山野井全選手が1年生ながら初優勝し今後の活躍が多いに期待される。女子は京都産業大学体育会スキー部の奥村麻理子が見事な初優勝を飾った。個人演技新人戦男子は国士館大学エーデルワイススキークラブの佐藤直樹選手が女子は中央大学BambooSkiigClubの松倉理沙選手が優勝し関東勢が頑張った。
アルペン競技の部男子は日本大学文理学部スノーホッパーが4年ぶりに総合優勝を達成し、女子は上智大学体育会スキー部アルカディアが栄光の総合初優勝となった。個人女子は信州大学競技スキークラブの浦野皐月選手が回転とスーパー大回転の2種目で1年生ながら初優勝し今後の活躍が多いに期待される。男子は群馬大学スキー部の小野浩稔選手が大回転と回転の2種目を2連覇し技術系に強い実力を示した。滑降男子は神奈川工科大学体育会スキー部の人見俊一郎選手が初優勝しスーパー大回転男子は新潟大学学友会競技スキー部の小野耕陽選手が2連覇した。滑降女子は青山学院大学体育会スキー部の平野円選手が2連覇し大回転女子は東京家政大学レインディアスキークラブの加藤夏海選手が初優勝に輝いた。新人戦男子は東京農工大学スキー部フェローズの山崎光選手が女子は玉川大学体育会スキー部の草野桃子選手が優勝し今後の活躍が期待される。