ユキハダレノモの。再エネ100%電力使用したスキー大会

 雪不足やコロナ禍といった多くの壁を乗り越え、半世紀を迎えた第50回記念大会は学生スキーヤーの日頃の成果の発表の場として新たな節目を迎えることとなった。

【アルペン競技の部】

 男子スーパーG(滑降代替)優勝は、市川岳海(芝浦工大サンタ競技スキー同好会)、2位三浦雄輝(早大シュプリンゲンスキークラブ)、3位平松直季(慶応義塾大学リーゼンスキークラブ)

 競技二日目のSG2本目で優勝したのは、DHトレーニングから3本続けてベストタイムの市川岳海。2位には三浦雄輝、3位には相川直哉(早稲田大スキー同好会WSS)。

 男子大回転では、1位は市川岳海、2位に野尻優太(名古屋大体育会スキー部)。男子回転では、大回転を制した市川がスーパーG、大回転に続き三冠を。2位には辻卓弥(日本大学生物資源科学部スキー部)。

 女子スーパーGでは、昨年のスピード系に種目を制した水落亜久里(新潟大学学友会スキー部)が優勝。続いて2位は立石佳帆(慶応義塾大リーゼンスキークラブ)、3位は中澤笑里(北海道教育大競技スキー部)。SG2戦目は、前日2位の中沢が優勝。2位に北森渚砂(共立大KWU)、3位に石田三奈(大阪公立大競技スキー部)。

 女子大回転では、中沢が2勝目あげた。2位には石田、3位には山下祐里奈(早稲田大学スキー同好会WSS)。

 女子回転では、今井香凛(信州大競技スキークラブ)、2位に中澤、3位に北森。

 男子新人戦、1位山本大(東京理科大1部体育会スキー部)。女子新人戦、1位は山下大回転で3位の山下が優勝。

 男子並びに女子チーム総合優勝は、早稲田大学シュプリンゲンスキークラブがアベック優勝。50回記念大会での個人総合も表彰され、男子は4冠の市川岳海、女子は2冠の中澤笑里が優勝を果たした。

【基礎スキーの部】

 基礎スキーの部男子総合優勝は、梅沢弘(信州大学基礎スキー部)。2位は武下真志(駒沢大シルバーフォックススキークラブ)、3位藤原哲郎(筑波大体育会スキー部)。

 男子新人戦1位には、土田大和(信州大学基礎スキー部)

 基礎スキーの部女子総合優勝は、上杉歩未(青山学院大USAスキー愛好会)。2位は齋藤くる美(法政大学エバーグレースデモスキーチーム)、3位は川井多瑛((法政大学エバーグレースデモスキーチーム)。 

 女子新人戦は、前田朱稲(京都産業大体育会スキー部)。

 男子団体演技は、信州大学基礎スキー部1が昨年に引き続き2連覇を制する。2位は早稲田大学スガスキークラブ1、3位は北海道大学エレガントスキークラブ。

 女子団体演技は、北海道大学エレガントスキークラブ、2位は北海道大学基礎スキー部、3位は早稲田大学スガスキークラブ1となった。


 アルペン競技の部並び基礎スキーの部「常勝」者がしのぎを削っての試合が連日展開され、ゲレンデは大きな声援が響き渡った。